こんにちは、「ストーマライフなび」管理人のわるたーです。
オストメイトにとってトイレ後のニオイは日常の中でとても気になるポイントのひとつです。 「家族に迷惑をかけていないかな?」「外出先でニオイが広がっていないかな?」と不安を感じることも少なくありません。
私自身も、オストメイトになってから様々な置き型消臭剤やスプレーを試してきましたが、「効果を実感できない」「すぐにニオイが戻ってしまう」といった経験を繰り返してきました。
けれども、いろいろな製品を試す中で「これは効いた!」と思えるグッズや、ちょっとした工夫を見つけたことで、トイレ後のニオイ悩みをぐっと減らすことができました。
今回は、私が実際に使って効果を感じたおすすめの消臭グッズや、日常で取り入れているトイレでのニオイ対策をご紹介します。
おすすめの空間消臭・芳香グッズ
これまでに液体やゼリータイプの置き型消臭剤、スプレータイプの消臭剤など、いろいろな商品を試してきました。 しかし「効果をあまり実感できない」「香りがすぐに消えてしまう」など、なかなか納得できる消臭グッズには出会えませんでした。
そんな中でも、実際に効果を感じられたのが以下の2つの商品です。
アース製薬「消臭ノーマット」

電気の力で成分を揮発させるタイプの消臭機です。 排泄臭に特化した消臭成分が配合されており、速攻性はありませんが、トイレ空間にとどまったニオイを取り除いてくれます。
エステー「消臭力・自動でシュパッと」

入室や一定時間ごとに自動でスプレーしてくれるの芳香消臭剤です。置き型タイプの芳香消臭剤は効果の持続を実感しにくいですが、こちらは、常に新鮮な香りを感じられます。
私は、空間全体の消臭に「消臭ノーマット」、香りをプラスする芳香剤として「消臭力・自動でシュパッと」を併用して使っています。
この組み合わせで、トイレ後のニオイ悩みが大きく減りました。
排泄処理のひと工夫
便器内に消臭スプレーをひと吹き
私はパウチから便を排出する前に、水はね防止として敷いたトイレットペーパー(またはチリ紙)に アース製薬「ヘルパータスケ 消臭スプレー」を便器内にひと吹きしています。

この消臭スプレーは上述した消臭ノーマットと同様に排泄臭に特化した消臭成分が配合されていて、あらかじめ便器内にスプレーしておくと、排泄処理中の嫌なニオイや、トイレ全体への排泄臭の広がるのを防いでくれます。
排出後は「素早く流す」ことが大切
私が強く意識しているのは、便を排出したらできるだけ早く流すことです。
パウチから排泄には時間がかかってしまうこともありますが、ニオイは空気に触れる時間が長いほど広がってしまいます。そのため、排泄処理の作業を工夫することで、排泄臭の広がりを防ぐことができます。
私は、排泄処理の際に以下を実践しています。
- パウチから排泄物を出したタイミングで一度、トイレを流しておく
- パウチの清掃が終われば、もう一度流す
といった方法で「空気に触れる時間を短くする」ことを意識しています。わずかなひと手間ですが、効果は大きいと感じています。
外出先でも安心できるように
家庭では「消臭ノーマット」や「消臭力・自動でシュパッと」などの据え置き型の消臭アイテムを使っていますが、外出時にはそうはいきません。
そこで私が活用しているのが、小林製薬の「1滴消臭元」です。

この商品はとてもコンパクトで、カバンやポーチに入れても邪魔になりません。使い方もシンプルで、トイレの使用前や後に便器内へ一滴垂らすだけ。 これだけで気になるニオイをぐっと抑えてくれるので、外出先でも安心して過ごせます。
おわりに
オストメイトにとって、トイレ後のニオイ対策は日常の気になる課題のひとつです。 私自身、色々な消臭グッズを試し、試行錯誤を重ねることで、ようやく安心できる方法を見つけることができました。 紹介した商品や工夫は、あくまで私の体験に基づくものですが、同じように悩んでいる方の参考になればうれしく思います。 トイレのニオイ対策を整えることで、毎日の生活が前向きな気持ちになれます。
ぜひ、自分に合ったグッズや方法を見つけて、快適なストーマライフを過ごしてください。
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