こんにちは、オストメイトブログ「ストーマライフなび」管理人のわるたーです。
今回は、「オストメイトとスポーツ」というテーマで、実際にスポーツを再開した体験についてお話ししたいと思います。
オストメイトになった後、こんな不安を感じたことはありませんか?
- もうスポーツはできないのでは?
- お腹のストーマが邪魔になりそう
- 汗や動きでパウチが外れないか不安
私自身も、まったく同じ気持ちでした。
でも結論から言うと、
オストメイトでもスポーツは十分に楽しめます。
この記事が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
オストメイトになって初めて感じた喪失感
私は社会人になってからボクシングにハマり、トレーニングの時間が日常の大きな楽しみになっていました。
だからこそ、手術でオストメイトになったとき、
「もうボクシングはできないかもしれない」
そう思いました。
その瞬間、初めて自分が障害を持ったことを強く実感し、大切な楽しみを失ったという強い喪失感を感じました。
オストメイトになってから、一番落ち込んだ瞬間だったと思います。
スポーツを再開するまで
オストメイトになってから、食事やお酒など、少しずつ以前と変わらない生活を送れるようになっていきました。
ですが、楽しみだったスポーツだけは元に戻らず、どこか気持ちが晴れない日々を過ごしていました。
手術後のリハビリやストーマケアの説明では、
- ストーマへの強い衝撃
- お腹を圧迫する動作
には注意するよう言われていました。
ボクシングは体の接触があるスポーツです。
そのため、「もう再開は難しいだろう」と半ば諦めていました。
そんなある日、YouTubeでボクシング動画を見ていた時に、
「マスボクシング(寸止めボクシング)」
というスタイルが広がっていることを知りました。
接触を避けながら行うボクシングなら、自分でもできるかもしれない。
そう思い、以前お世話になっていたジムのトレーナーに相談しました。
手術でオストメイトになったこと、接触のない形で運動を続けたいと思っていることを伝えたところ、理解をいただき、再びジムに通わせてもらえるようになりました。
手術から9か月後のことでした。
スポーツ再開を支えてくれたマスキングベルト
実際にスポーツを再開するにあたって、最初に気になったのは、やはりパウチの存在でした。
動いた時に邪魔にならないか、ズレたり外れたりしないか。
特にボクシングのように動きの多いスポーツでは、不安がありました。
その不安を解消してくれたのが、マスキングベルトです。
私が見つけたのは以下の商品です👇
これを使うことで、
- パウチが体に固定されてぶらぶらしない
- 動いても違和感が少ない
- トレーニング後、そのままシャワーに行ける
といったメリットがありました。
特に、「パウチが動かない安心感」は大きく、運動への心理的ハードルがかなり下がりました。
実際に困ったこと
一方で、やってみて気づいた注意点もあります。
それは、大量に汗をかくとパウチが剥がれやすくなることです。
そのため私は、
👉 汗を多くかいた日は、その日のうちに装具を交換する
というルールにしています。
この対策をしてからは、トラブルなく安心して続けられています。
スポーツを再開して感じた変化
ボクシングは接触のあるスポーツなので、ストーマへの影響を考えながら工夫して続けています。
具体的には、対人での接触は避け、マスボクシング中心のスタイルに切り替えました。
その結果、ストーマに強い衝撃を与えることなく、安全にトレーニングを続けられています。
また、実際に動いてみると、ストーマが動きの邪魔になることはほとんどありませんでした。
そして何より大きかったのは、再び体を動かせるようになったことで、
- 体を動かす楽しさを取り戻せた
- 日常にメリハリができた
- 「また自分らしく生活できる」という自信につながった
という変化を感じられたことです。
特に、「できない」と思っていたことが、実はできた
という経験は、自分にとって大きな自信につながりました。
まとめ|オストメイトでもやりたいことは諦めなくていい
オストメイトになったとき、
「これまでの生活はもうできないのではないか」
と感じることは少なくありません。
私も、ボクシングができなくなると思い、希望を失いかけた時期がありました。
ですが実際には、
100%元通りとはいかなくても、工夫次第で同じくらい楽しむことはできる
と実感しています。
だからこそ伝えたいです。
👉 オストメイトになったからといって、やりたいことを諦めないでほしい
少しずつでいいので、自分のペースで一歩踏み出してみてください。
きっと、思っているよりも世界は狭くなっていません。

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