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ストーマケアに役立つ情報を発信しています。

オストメイトになるとお金はどれくらいかかる?|リアルな出費の話

体験記

こんにちは。オストメイトブログ「ストーマライフなび」管理人のわるたーです。

ストーマ造設が決まったとき、「これからどれくらいお金がかかるのだろう?」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。

私自身も手術前は、

  • ストーマ装具代はどれくらいかかるの?
  • 毎月の負担はいくらくらいになるの?
  • 利用できる助成制度はあるの?

といった疑問や不安を感じていました。

インターネットで調べると、ストーマ装具の補助制度についての情報は見つかります。しかし、実際にオストメイトとして生活すると何にお金がかかるのか、毎月どれくらいの費用が必要なのかは、なかなかイメージしにくいものです。

そこで今回は、私が実際に使用しているストーマ用品や交換頻度をもとに、オストメイト生活にかかる費用についてご紹介します。

「装具代はどのくらい?」「補助制度を利用すると自己負担はいくら?」といった疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。

ストーマ装具には補助制度があります

まず知っておきたいのが、ストーマ装具には公的な補助制度があることです。

永久ストーマを造設した方は身体障害者手帳を取得することで、自治体の日常生活用具給付制度を利用できます。

支給額は自治体によって異なりますが、装具代の大部分を補助してもらえるケースが一般的です。

そのため、私自身は装具代そのものが大きな負担になっているとは感じていません。

ただし、補助の対象となるのは主に装具本体と一部ストーマケア用品です。

実際のストーマ生活では、それ以外にもさまざまな消耗品が必要になります。

実際にストーマ装具交換にかかる費用

まずは、私が実際に使用しているストーマ用品と、その費用についてご紹介します。

私はコロストミー用のワンピースタイプの装具を使用しており、装具の価格は1枚あたり630円です。また、装具交換の際には個包装のワイプタイプのリムーバーを使用しており、こちらは1枚あたり90円です。

装具の交換頻度は週に3回程度(2~3日に1回)で、1か月あたり約13回交換しています。

そのため、装具とリムーバーにかかる費用を計算すると、

(630円+90円)×13回=9,360円

となります。

額面だけを見ると、毎月約9,400円かかる計算になります。しかし、私が住んでいる自治体では日常生活用具給付制度を利用できるため、実際の自己負担額はもう少し少なくなります。

私の自治体では、給付対象額の上限が月額8,858円に設定されており、その範囲内は1割負担です。

この条件で計算すると、

9,360円-8,858円+(8,858円×0.1)=1,387.8円

となり、自己負担額はおおよそ月1,400円程度になります。

手術前は「装具代だけでかなりの金額がかかるのではないか」と心配していましたが、実際には給付制度のおかげで負担は大きく軽減されています。

なお、実際には装具をまとめて購入したり、給付券を数か月分まとめて申請したりしているため、月ごとの支払額は変動します。この記事では、1か月あたりの平均的な費用としてご紹介しています。

その他の装具交換に掛かる費用

ストーマ装具とリムーバー以外にも、装具交換時にはさまざまな消耗品を使用しています。

私の場合は、

  • 防臭袋
  • ゴム手袋
  • 装具廃棄用のジップロック

などを使用しています。

これらは装具本体と比べるとそれほど高額ではありません。しかし、装具交換のたびに使用するため、継続的な出費となります。

手術前の私は装具代ばかり気にしていましたが、実際に生活してみると、このような周辺用品の費用も意外と無視できないと感じています。

一つひとつの金額は小さくても、毎月積み重なることで家計への負担になっているのが実情です。

トイレ用品にもお金がかかる

ストーマ生活を始めてから、意外と使用量が増えたと感じるのがトイレ用品です。

例えば、

  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ
  • 消臭剤

などがあります。

排泄処理の際には、パウチの口や便器周辺を拭くことが多いため、どうしてもトイレットペーパーやウェットティッシュの消費量が増えます。

また、ニオイ対策として自宅のトイレに消臭剤を常備している方も多いのではないでしょうか。

これらはストーマ専用品ではないため、手術前はあまり意識していませんでした。しかし、実際に生活してみると使用頻度が高く、以前よりも購入する機会が増えたと感じています。

1回あたりの出費はわずかですが、毎日使うものだからこそ、長い目で見ると無視できない費用になっています。

外出時の備えにも費用がかかる

オストメイトになると、外出時にも万が一に備えた準備が必要になります。

私の場合は、主に携帯用のトイレに流せるウェットティッシュを持ち歩いています。

また、人によっては、

  • 予備の装具
  • 防臭袋
  • 消臭スプレー
  • ティッシュ類

などを携帯しているのではないでしょうか。

これらは毎回使うものではありません。しかし、外出先での漏れや急な装具交換などに備えて常に持ち歩いておくことで、安心して外出できるようになります。

一つひとつの金額は大きくありませんが、「外出用として常備しておく分」を購入する必要があり、その分の出費は発生します。

手術前には意識していなかった費用ですが、オストメイトとして安心して生活するための必要経費の一つだと感じています。

結局、毎月いくらくらいかかるの?

私の実感としては、ストーマ装具代そのものは補助制度によって大きく軽減されています。

しかし、実際のストーマ生活では装具代以外にもさまざまな費用がかかります。

例えば、

  • 防臭袋
  • ゴム手袋
  • ウェットティッシュ
  • トイレットペーパー
  • 消臭剤

といった補助対象外の用品です。

装具代の自己負担額とこれらの周辺用品の費用を合わせると、私の場合は月額およそ3,000円前後がストーマケアにかかる費用となっています。

手術前はもっと大きな負担になると思っていましたが、実際には給付制度のおかげで装具代は抑えられており、周辺用品の費用が少しずつ積み重なっているという印象です。

まとめ

日常生活用具給付制度のおかげで、私の場合は毎月およそ3,000円程度の負担でストーマケアを続けることができています。

手術前は装具代だけでかなりの費用がかかるのではないかと心配していましたが、実際に生活してみると、ストーマケアにかかる負担は想像していたよりも小さいというのが正直な実感です。

その一方で、皮膚トラブルが起きた際の治療費やストーマ外来への通院費、衣類の買い替えなど、状況によっては臨時の出費が発生することもあります。

また、この記事でご紹介した費用はあくまで私の場合です。使用する装具や交換頻度、利用できる制度の内容は自治体によって異なります。

それでも、これからストーマ造設を予定している方や術後間もない方にとって、実際の生活費をイメージする一つの参考になれば幸いです。

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